お客様にとってのメリット

用途に合わせて VX SE の長所をご活用ください

連結型エンクロージャーは、独立型エンクロージャーとしてもたびたび使用されます。コンパクトエンクロージャーのサイズでは不十分となった場合も、連結型エンクロージャーの使用が決断されることが多いです。VX SE 独立型エンクロージャーの長所はまだまだ知られていないようです:

速い

サイドウォールとルーフには特殊加工が施されています。ルーフ、サイドウォールとフレーム間の隙間をなくすことで、汚れ物質の堆積は防止され、そして、発注や組み立てに関する労力も削減されます。

安全

IP 66 / NEMA 4 / 4X および NEMA 3R までの高い保護等級は、VX SE の使用可能な範囲を大きく広げます。

また、IK 10 の耐衝撃性能を有し、 UL 認証も取得しています。

インテリジェントな構造により、サイドウォール、ルーフおよびエンクロージャーフレームは電気的につながっているので、アース線の配線作業は必要ありません。リアパネルにリタールの温度管理ユニットやリタールのフィルターファンを使用する場合も、アース線を追加する必要はありません。

さらに、VX SE は、インテリジェントなエンクロージャー構造により、優れた EMC 特性を有しています。

簡単

最大 1800 mm のエンクロージャー幅が利用できるため、1台の独立型エンクロージャーで、3台までの小規模連結コンビネーションを置き換えることができます。

発注や組み立てに関する労力の削減に加え、次の利点ももたらします:

  • シーリングが不要
  • 連結用アクセサリーが不要
  • マウンティングプレート隙間板が不要
  • エンクロージャーの幅が大きくても、ベースは1セットのみ

ボトムに組み込まれているグランドプレートは、IP 66 / NEMA 4 および NEMA 4X の高密度エンクロージャー内へのケーブルの引き込みを簡素化し、人間工学に基づいたケーブル引き込みの準備を可能にします。

VX 互換性用アダプターレールを使用すると、VX25 の内装をそのまま VX SE で使用できます。システムセクションやレールシステムなどの豊富なシステムアクセサリーの使用に加えて、内装のエンジニアリングと拡張コンポーネントの取り付け方は VX25 と同じです。

VX SE ボトムの互換性は、ケーブルクランプレールやボトムプレートなどの VX25 アクセサリーによる、底部の改装を可能にします。

さらに、頑丈なボトムフレームの内側にある大きな開口部は、ケーブルの引き込みを容易にします。

汎用性

VX SE はあらゆる環境に適しています。IP 66 / NEMA 4 または 4X までの高い保護等級、多種多様のサイズ、様々な材料バリエーションにより、VX SE は、多くの用途の理想的なエンクロージャーソリューションーションになっています。

奥行き 300 mm のタイプは、建築技術など、スペースが限られている用途に最適です。

すべての標準エンクロージャーは即納できます。

柔軟性のある製造

VX SE システム エンクロージャーの加工は、リタールの工場で直接行えます。

お客様のエンジニアリング部門で作成したデータをを利用して、クーリングユニット、フィルターファンユニット、あるいは、グランドプレートなどのカットアウトのあるエンクロージャーご発注ください。それによって、製造プロセスの効率を高めることができます。

アプリケーション

汎用性に優れた VX SE システム エンクロージャー

高い保護等級、奥行き 300 mm から 幅 1800mm までの多種多様のサイズ、材料のバリエーション、シンプルなエンジニアリング、そして豊富なアクセサリー。それぞれの業界での用途に適した利点をご活用ください。

移行サポート

SE 8 システム エンクロージャーを VX SE に

移行サポートを使用すると、SE 8 製品の品番を、簡単かつ素早く新しい VX SE 製品の品番に変更することができます。